スマホが水没したらまずすべき3つの対応!対処法やその後の対応についても解説します
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どうしよう!!スマホを水没させちゃったよー!
私が携帯ショップで働いていた時には、上記のようにスマホの水没であわてて駆け込んできた人達がたくさんいました。
<スマホの水没時に真っ先にとるべき対応>
- 電源は絶対に入れない
- 電池パック・SDカード・SIMカードを外す
- 全ての水気をタオルなどで拭き取る
今回はスマホを水没させた時の対処法と、データやその後の対応などをまとめてご紹介します。
携帯が使えないと不便ですし、この記事で一刻も早く対応が出来たらと思いますので、是非ご覧になってくださいね。
※2022年2月時点の情報です。
目次
水没したらすぐにするべき3つのこと
水没したらすぐに携帯ショップへ行くことをおすすめしますが、「お店が開いていない!」なんて時は自分で何とかするしかありません。私は自分がショップ店員だったのですぐに対処できましたが、水没してしまったときにどうすればいいかなんてわからないですよね。
ここではまず気をつけてほしい3つのことをまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。やり方などもわからずに自分で勝手にいじってしまうと、故障させてしまう恐れがあるのでこれだけは守ってくださいね。
電源を入れてはいけない
まず水没してしまうとパニックになって、何からやったらいいのかわからずとりあえず電源が入るのか試す人が多いですがこれは1番やってはいけないことです。
水が浸透している中で電気を通したらどうなりますか?ショートしてしまって完全に携帯が壊れてしまうんです。
一時的に電源が入ると「なんだ、大丈夫じゃん」と思われがちですが、それはほんの少しの間で気付いたら電源が切れてしまっていたり画面が半分うつらなかったりと色々なエラーが起きてきます。
とりあえずデータを何とかしたいという場合でも、絶対に電源は入れないでください。それがデータを消してしまう原因になるかもしれません。
電池パック・SDカード・SIMカードを外す
電池パックは特にバッテリーの故障や最悪の場合は膨らんで破裂する危険性があるので、必ず取り外してください。実際に放置しておいたお客さんのバッテリーが膨張してしまって、本体が変形したケースがあります。
iPhone以外の場合はSDカードにバックアップをしていたらそのデータを戻すことができるかもしれません。水に濡れた状態だとカードまで故障してしまって読み取れなくなることがあるのでこちらも取り出して下さい。
また、SIMカードに関しては読み取れなくなってしまうと別途でカード代金が発生することがあります。ちょっと凹んでいる時に携帯以外でお金がかかるのはちょっとイヤですよね。
そういった思いをしない為にも、これら全てのものをすぐに外すようにしてください。
全ての水気をタオルなどで拭き取る
「拭くのは当たり前だしわかってるよ!」って思うかもしれませんが、見落としている部分もあるかもしれないので一緒にチェックしてくださいね。
- 本体
- 電池のフタ
- 電池カバー
- イヤホンジャック
- 充電部分
- マイク
- 外部接続端子
- SDカード・SIM(機種によって場所が異なります)
ピックアップしてみるとこれだけあります。細かくて拭き取りづらい箇所は綿棒を使ったりするといいですよ。拭き取れない部分もあるかもしれませんが、出来るところは必ず水気をとっておいてくださいね。
本体を乾燥させる5つの方法
水気を拭き取っても、実際は携帯の中までは乾いていません。(勝手に「これなら電源いれてもいいかな」なんて思って起動させてはいけませんよ!)
まだやっておいて損はしないことがあるので、ネット上でおすすめ方法として掲載されているものを含めて本当に良いのかどうかをまとめてみました。
本体を乾燥させることができるのか、実際にやることによってどういった効果があるのか試してみた結果を含めて是非参考にしてみてくださいね。
1. 1日天日干しにする
正直これが1番安全だしカンタンにできます。何もしないで乾燥しやすい場所に放置しておくのがいいんです。
外に干しておけば洗濯物と同じように勝手に乾くので、6時間程試してみてください。ただし気温が暑い日には高温になって中身が壊れてしまうこともあるので様子を見ながらするのがおすすめです。
自分で様子を見ながら天日干しするのは難しいし、完全に放置できないなら面倒かもと思う人には向いていませんが、私はこれで携帯が何とか復活したので時間に余裕がある人は是非試してみてください。
2.乾燥剤と一緒にジップロックする
天気が悪かったり、天日干しができないなら次におすすめしたいのが乾燥剤です。よくお菓子とかにも入っていますよね。
ここでちょっと注意しておきたいのが乾燥剤には種類があって、携帯に使えないものもあります。中には再利用することによって発火したり膨張して爆発する危険もあるので必ず何が入っている乾燥剤かチェックしてください。
乾燥させるのに利用できるのが「シリカゲル」という乾燥剤です。この中に入っている粒が青ならまだ使える証拠でピンク色になっていたら湿気などを吸い取っていて使っても意味がありません。家で乾燥剤をとっておくなら青色状態のシリカゲルを残しておいてくださいね。
あとは、ジップロックに携帯とシリカゲルをそのまま入れて密閉して放置しておくだけです。入れておくだけなのでこれもカンタンにできちゃいます。
3.生米の中に入れる
ネットでもよく見かける方法が「生米に入れる」という方法。これは確かに湿気を吸い取ってくれるので乾燥してくれそうですね。「家に乾燥剤もないしお米しかない」という人は試してみても良いかもしれません。
が、必ずしも携帯が復活するという保証もありませんし、実際にこの方法で治ったという人を聞いたことがなかったので個人的には「クエスチョンマーク」です・・・。
4.冷蔵庫の中に入れる
こちらもネットで見つけた方法ですが、電化製品を冷蔵庫に入れてどうして直るのでしょうか…逆に結露により漏電したり故障する可能性もあるので個人的にはおすすめできません。
中には「直った!」なんていう報告がありますが、それはたまたま電源がはいっただけで決して冷蔵庫に入れていたからというわけではありません。
方法としては簡単に出来てスゴイですが、おすすめは出来ません!
5.ドライヤーで乾かす
乾かすならドライヤーが1番早いしカンタンかもしれませんが、実はとても難しいんです。
温風で乾かしていると、すぐに乾きますが逆に熱をもってしまって回路が故障してしまう原因になるんです。それだけじゃなく風により中にまで水が入り込んでしまって、余計に範囲を広げて悪化させるんですよ。
ネットでは結構ドライヤーをすすめている人が多いですが、私が修理の対応をしていた限り一瞬電源が入ったもののすぐに落ちてしまったケースがほとんどでした。
温度を調節してきちんと乾かせる自信があるという人は、使ってもいいですが判断を少しミスしただけで故障する原因になるので私は絶対にドライヤーは使いません。
その後の対応はどうする?修理の内容と料金
上記の応急処置を試したら、早めにショップへ持っていって欲しいのですが、その後の対応はどうなるのかも気になりますよね。
なんとか電源が付くようになればいいのですが、もし付かなければ修理になるのでしょうか。料金はいくらかかるのか、などなど気になることもまとめていきます。
水没しているかのチェック方法
携帯には水没マークが存在します。スマホ(iPhone含む)にも付いているのでチェックしてみてくださいね。
機種によって場所が異なりますが基本的には電池パックを抜いた部分にあって、反応するとピンク色に変色しています。これが変わっていると完全に水没と判断されていますが、白いままなら復活する期待はあります。
ただし、ピンク色になっていても乾燥させてデータが復活したケースはありますので、まずは修理に出しましょう。
修理に出した場合
ショップに持って行って修理受付をしましょう。流れとしてはまずショップ店員が復旧出来るかのチェック。出来なければ修理に出すことになります。
保険に入っている場合でもものによっては水没が対象にならない場合があるので確認。また、保証がきいていたとしても無料で抑えられる可能性は少なめ。新品交換になると5,000円〜は負担があるかもしれません。
問題なく無料で出来るorうまく直ったらラッキーですが、料金がかかるなど場合によっては機種変更も考えることになります。
(スマホの場合、データに関しては修理を出す時点で消えてしまいます。)
iPhoneの場合
iPhoneの場合は携帯ショップではなくApple Storeでの対応になります。ですが店舗が近くになかったり、約1週間以上も時間がかかってしまったり、時間が経つほど復旧も難しくなるのでその結果ほとんどデータが消えてしまうことが多いようです。
今では他にもiPhone専門の修理店があり、そちらの方がもっと速くお得に修理することが出来ます。
こちらの修理店では、水没の場合は最短3時間で。復旧率も高いですし、もし直らなかった時には無料になります。
少しでも速く、安く、確実に直したいのであれば是非利用してみて下さい。
【おまけ】LINEはPCからチェック出来る!
スマホを使っている人は連絡手段がLINEになっていると思いますが、急な用事がある場合には困ってしまいますよね。
その場合、LINEはパソコンからも同じアカウントで入ることが出来るのでダウンロードしてそちらからログインしてみて下さい。《LINEダウンロードPC版》
(スマホでの過去のトークは見れません)
まとめ
以上、水没した時の対処法をまとめてみました。
防水の携帯でも正しく使わないと水没することもありますし、毎日どこにでも持ち歩くのでどんなに注意しても水没の危険が避けられませんよね。
この記事を見てちょっとでもトラブルが避けられればと思いますので、是非参考にしてみて下さい。
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