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WiMAXが速度制限されたときの解除方法とならないための対策

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  WiMAX

WiMAXのギガ放題プランでは月間の通信量に上限がありませんが、無制限で完全に自由な高速通信ができるわけではありません。

WiMAXで速度制限にかからない対策や、制限されたときの対処法を知りたいという方もいるのではないでしょうか。

WiMAXはギガ放題プランで3日に10GB以上使用すると、夜間におおむね1Mbpsの速度制限がかかってしまいます。通常プランやハイスピードプラスエリアモードで月に7GB以上通信しても、月末まで最大128kbpsの厳しい速度制限がかかりますよ。

主にゲームや動画再生といった通信量の消費が激しい使い方をしすぎると、速度制限にかかる可能性があるのでご注意ください。 この記事ではWiMAXにおける速度制限の条件に加えて速度制限がかかったときの対処法や、そもそも速度制限にかからない使用方法を紹介します。

WiMAXで速度制限になったときの通信速度とは?

WiMAXは2020年6月現在、下り最大1.2Gbps・上り最大75Mbps(W06使用時)に対応していますが、速度制限にかかると最大速度が制限されます。 まずはWiMAXにおける通信速度や、速度制限後のスピードについて解説します。

WiMAXで利用する回線は2種類

WiMAXのサービスにはモードごとに2つの回線を使いわけます。

  • WiMAX2+回線:ハイスピードモード
  • au 4G LTE回線:イスピードプラスエリアモード

通常時はWiMAX2+回線を使ってインターネットを接続しますが、WiMAX2+回線のエリア外でWiMAXが使えないときなどは、au 4G LTE回線の広い通信エリアを利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」が利用できます。 ただし、ハイスピードプラスエリアモードはプロバイダによって、月額1,005円(税抜)の追加料金がかかることにご注意ください。

3年プランでWiMAXを契約している場合などは、ハイスピードプラスエリアモードも追加料金なしで使えるプロバイダが多いですよ。

また、回線によって最大通信速度が、以下の表のとおり変わります。

  下り最大速度
WiMAX2+回線
(ハイスピードモード)
最大440Mbps
au4GLTE回線
(ハイスピードプラスエリアモード)
最大1.2Gbps

使う回線によって最大速度が異なるので、ご注意ください。

ただし、ハイスピードプラスエリアモードの最大1.2Gbpsは以下の条件を満たす必要があることを覚えておいてください。

  • ハイスピードプラスエリアモード
  • 東京都、埼玉県、愛知県、大阪府の一部エリア
  • USB3.0以上のType-Cケーブルで有線接続
  • ハイパフォーマンスモードで4×4MIMO設定をON

速度制限時の通信速度

WiMAXでは契約しているプランやモードによって、規定の上限を超える通信をすると速度制限がかかってしまいます。

制限後のスピードは、以下の表にまとめたとおりです。

回線やプラン 速度制限後の速度 速度制限後の期間
WiMAX2+回線 ギガ放題プラン ハイスピードモード
おおむね1Mbps
条件到達翌日18時~翌々日2時
7GBプラン
最大128kbps
月末
au4GLTE回線
ハイスピードプラスエリアモード

ハイスピードモードにおける制限後の速度・1Mbpsは、YouTubeなどで低めの画質の再生をしたり軽いネットサーフィンをしたりするくらいであれば、ある程度快適に作業を進められます。

しかし高画質な動画を見たりオンラインゲームをしたりといった用途では、読み込みが長くなったり動作と画面の動きがズレたりなど、ストレスが溜まりやすくなるのでご注意ください。

ハイスピードプラスエリアモードや7GBプランでの制限後のスピードは、スマートフォン(ドコモ、au、ソフトバンク)における制限後のスピードと共通です。

ネットサーフィンやメール、SNSといった軽い用途でも読み込み時間が長くなってしまうので、使い続けるのは少々困難といえるでしょう。

どれくらい使用するとWiMAXは速度制限になるの?

WiMAXの速度制限には明確な上限があるので、事前にしくみについて理解していれば対策を取りやすいですよ。

WiMAXの速度制限条件や、具体的にどのようなことをすると速度制限にかかるかについてまとめます。

WiMAXの通信上限について

WiMAXの各モードにおける速度制限条件は、以下のとおりです。

回線やプラン 速度制限の条件
WiMAX2+回線 ギガ放題プラン ハイスピードモード
3日間で10GBのデータ通信
7GBプラン
1か月で7GB以上のデータ通信
au4GLTE回線
ハイスピードプラスエリアモード

ハイスピードモードは通信量を1日平均3.3GB以内にとどめている限り、速度制限にはかかりません。

ハイスピードプラスエリアモードや7GB通常プランはいったん制限にかかると、月が変わるまでは速度がそのままです。 制限にかからないよう注意して使う必要が出てきます。

日常で使用する通信量について

WiMAXの日常的な通信における通信量の消費について、大まかな目安を表にまとめました。

  通信量の消費(GB単位で換算)
動画再生(5分)
HD高画質:0.06GB
SD標準画質:0.0175GB
ネットサーフィン・SNS(100ページ)
0.03GB
メール(100通)
0.015GB~0.03GB
ゲーム
ゲームダウンロード:0.1GB~最大数十・数百GB
オンライン対戦(1時間):0.001GB~0.2GB程度

※あくまで目安、利用するサービス・使い方によってもっと大容量になることもあります。

動画を見たり、ゲームのダウンロードをしたりといった用途では、通信量の消費が激しくなりがちです。 また比較的通信量の少ないネットサーフィン・SNSやメールも、画像や動画といったデータを扱う場面では通信量の消費が激しくなるのでご注意ください。

WiMAXで速度制限になったときの解除方法

WiMAXで速度制限にかかったときの対処法は、限られています。

データ量の追加購入などは行えないので、基本的に制限にかからないように注意して使うことが重要となってくるでしょう。

ハイスピードエリアプラスモードに切り替える

ハイスピードモードで速度制限にかかった場合は、ハイスピードプラスエリアモードに切り替えましょう。 ハイスピードプラスエリアモードなら、月間7GBまでは高速通信を行えます。

ただしハイスピードプラスエリアモードで速度制限にかかると、ハイスピードモードも含めて月末まで速度が128kbpsに制限されてしまいます。 7GB到達前にハイスピードモードに戻すように、注意しましょう。

制限解除まで待つしかない!

WiMAXでは一度速度制限にかかると、条件を満たしている間はずっと速度制限にかかったままです。 制限中は、解除まで用途を絞って待つしかありません。

制限後のスピードや、制限後にできないこと・できることについてまとめました。

回線やプラン 制限後の速度 制限後は問題あり 制限後も問題なし
WiMAX2+回線 ギガ放題プラン ハイスピードモード
おおむね1Mbps
・高画質な動画再生
・画像や動画の多いサービスの閲覧
・オンラインゲーム
・低画質な動画再生
・画像の少ないサイト閲覧(ネットサーフィン、SNS)
・メール
7GBプラン
最大128kbps
・動画再生全般
・ネットサーフィン
・SNS
・オンラインゲーム
・文字のみのメールの送受信程度
au4GLTE回線
ハイスピードプラスエリアモード

以上のとおり、どちらも速度制限後はあまり快適に通信できない場面が生じてくるので、速度制限にかからないに越したことはないでしょう。

WiMAXで速度制限にならないための方法

WiMAXで速度制限にかからないためには、事前に使い方に気をつけたり、設定をしておいたりすることが重要です。

速度制限にかからないための対処法を解説します。

通信制限にかからない方法

ハイスピードモードでは3日間に10GB以上通信すると速度制限にかかりますが、用途に気をつければ制限にかからず、毎日高速で通信できます。

ハイスピードモードにおける主な対策・工夫を一覧でまとめたので、それぞれ確認・実践してみてください。

速度制限にかかりやすい用途 対処方法
高画質な動画の再生 ・再生する画質の設定を低画質に変更する
・長時間かけて動画を視聴しすぎない
・Wi-Fiスポット等で事前にダウンロードする
ゲームソフトやアプリのダウンロード・更新 ・通信開始前に通信量をチェックして1日の通信量を抑える
・可能なら町中のWi-Fiスポットや自宅の光回線で通信する
・速度制限対象外の2時~18時にまとめてデータをダウンロードする
電子書籍のダウンロード・閲覧 ・容量を事前に確認して調整
・大容量の本をダウンロードする場合は光回線やWi-Fiスポットの利用も検討
高音質な音楽の長時間のストリーミング再生 ・Wi-Fiスポット等でスマートフォン等にダウンロードしてオフライン再生する、曲数を絞る

ハイスピードプラスエリアモードや7GB通常プランの場合、月間7GBと元々使える上限が小さいので、上記の対処法を用いただけでは足りない恐れがあります。

7GB通常プランで速度制限に悩まされている場合は、プラン変更でハイスピードモードを使える「ギガ放題プラン」への変更がおすすめです。

ハイスピードプラスエリアモードでの速度制限に悩まされている方は、こまめに3日間10GBの高速通信ができるハイスピードモードに切り替えるよう気をつけましょう。

ルーターの画面やマイページで、定期的に通信量を確認する

WiMAXルーターや契約しているプロバイダのマイページでは、通信量を確認できます。

なんとなく使っている用途の通信量を把握していても、実際に速度制限まであとどれくらい使えるかは判断しきれないこともあるでしょう。

こまめに現在の通信量を確認し、制限到達に近づいている場合はしばらく通信しないようにするなど対策してみてはどうでしょうか。

データ量通知サービスは制限が行われる日の通知なので注意!

UQ WiMAXには、速度制限がかかる際にメールで通知を送ってくれる「データ量通知サービス」があります。

しかし通知が届くのは、すでに速度制限の条件を満たしていて制限がかかる日の13時以降です。 つまりメールが届く=速度制限確定なので、速度制限回避のための目安としては使えないことにご注意ください。

普段からルーターの画面やマイページをチェックし、現在の通信量を確認するほうが確実です。

まとめ

WiMAXには速度制限があり、使い放題となっている「ギガ放題」でも、3日間に10GB以上通信すると夜間に速度制限がかかります。

制限中は低画質な動画を見たり、画像があまり多くないWebサイトを閲覧したりするくらいなら、それほど問題にはならないでしょう。 しかし、高画質動画を見たりオンラインゲームをしたりといったことは難しくなります。

月7GB使えるハイスピードプラスエリアモードや7GB通常プランの場合、制限後はネットサーフィンなどの軽い用途でも快適に使いづらくなってしまうので要注意です。

WiMAXを使うときは今回の解説を参考に、速度制限に注意しましょう。

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